悲しい日本酒 

かとちゃん&まるちゃん

2025年03月23日 17:18





先日、
当店の空瓶入れに入っていた
日本酒の瓶を見て、
驚きを通り越して、
怒りと悲しみを感じました。

酒名は、
高知県の銘酒『酔鯨』純米吟醸
瓶詰年月日は2024年12月

某店で
ディスカウントされ、
価格は649円‼️

通常小売価格は1600円
大手量販店の
ビッグカメラや
ヨドバシカメラでも
1595〜1610円

これは、
価格破壊を通り越して
価値破壊、そのものです。

ご存知の様に、
日本酒には、
ワイン同様に賞味期限が
ありません。

特に、
品質管理された酒に関しては
熟成する事で、旨味も増します。

もう一度、
瓶詰年月日を見て下さい。  

昨年の12月ですよ❗️

酔鯨という
全国に名高い銘柄が、
他の食品(豆腐や牛乳)の様な
扱いする浜松市内の量販店の
心無い行為で潰されたと言っても、
過言ではないでしょう。

前回、
お話ししたビールや
チューハイ等に関しては、
私たち酒屋が問屋さんから
仕入れる卸価格よりも、
量販店では安く販売してます。

特に、ドラッグストアでは
薬で儲けるから、
酒類は客寄せパンダ
なんですね。

これでは、
一般の個人商店が
廃業ないし、
後継者が育つわけが
ありません。

いくら自由主義と言っても、
最低限のルールはあるのでは。

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