悲しい日本酒
先日、
当店の空瓶入れに入っていた
日本酒の瓶を見て、
驚きを通り越して、
怒りと悲しみを感じました。
酒名は、
高知県の銘酒『酔鯨』純米吟醸
瓶詰年月日は2024年12月
某店で
ディスカウントされ、
価格は
649円‼️
通常小売価格は
1600円で
大手量販店の
ビッグカメラや
ヨドバシカメラでも
1595〜1610円
これは、
価格破壊を通り越して
価値破壊、そのものです。
ご存知の様に、
日本酒には、
ワイン同様に賞味期限が
ありません。
特に、
品質管理された酒に関しては
熟成する事で、旨味も増します。
もう一度、
瓶詰年月日を見て下さい。
昨年の12月ですよ❗️
酔鯨という
全国に名高い銘柄が、
他の食品(豆腐や牛乳)の様な
扱いする浜松市内の量販店の
心無い行為で潰されたと言っても、
過言ではないでしょう。
前回、
お話ししたビールや
チューハイ等に関しては、
私たち酒屋が問屋さんから
仕入れる卸価格よりも、
量販店では安く販売してます。
特に、ドラッグストアでは
薬で儲けるから、
酒類は客寄せパンダ
なんですね。
これでは、
一般の個人商店が
廃業ないし、
後継者が育つわけが
ありません。
いくら自由主義と言っても、
最低限のルールはあるのでは。
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